どーしよーもないけど何とかなる

日々の恋愛、身体の事、コミュニケーション障害の事、美容の事などなど。その時の気分で書きなぐります!

萎える資格に、踊らされた日々

とある、国家資格に関心を持った。能力を活かせる概要だった。けれど適材適所であるかどうかまでは解らない。情報収集に励んでも、なかなかピンと来る事が無かった。それでも、想定年収が魅力的だった。ただし、なかなか仕事内容の実態が見えてこない。概要は解るけれど、異業種である事を踏まえたとして一連の流れが出てこない。

とある学校に説明会に足を運んでも概要で把握できる内容だったり、個別にアポをとってお話を尋ねても綺麗な話しか得られなかった。

何かあるな。

そう思った。

他の説明会に足を運ぶべく、アポを取った。

K…メール返信無し

C…開催されず

そして、Nからの返信が来た。説明会の有無は勿論、就活問題なども含めて色々な事を添えてメールをして下さった。先方は色々な事を私に対しても尋ねられた。そのやり取りをしていく中で、その国家資格のお粗末なカラクリ内容が届いた。

全て合点がいく内容だったし、現状として世間になかなかスポットライトが当たらない原因がやっとわかった。

私が知った想定年収は国家資格を取った際に、既にダブルライセンスの人間である場合の想定年収だった。それも、その国家資格を取らなくても他の資格者でも出来るし、他の資格者である方が仕事の幅が広く、安い賃金で他の業務も法的にやってもらう事が可能で、雇用者としてはコスパが良いのだ。

最近は雇用率も上がってきてはいるものの、やはり非常勤が多い様だ。

また、給与記載も「規定による」と表示されている。

時間や金と労力をかける割に、リターンや生活の保証は見込めない。まさに割に合わないな。そう感じた。

少し、霧が晴れてきた所で先方から私のメールが文字化けをしていて読めない、と言った内容でやり取りが途切れてしまった。再送したけれど。何となく空気感を掴む限り、抵抗感を抱かれたのかもしれない。推して知るべし。

私の、その国家資格に対する淡い期待感は、こうして終わった。また、疑念する事も無くなった。心のどこかでどうでもよくなった気持ちが芽生えた。

一呼吸をしていたら、ちょうど弟がアメリカから帰国した。写真を見ながら土産話を聞くと、彼がとても自由で開放的で充実した生活を送っている様子に、自分は全ての事を少し硬く考えすぎていたかなと思うようになった。

好きな事をしていく内に、その延長線上にある人間関係と共に楽しい生活を送り、妥協する事もありつつ、大事な事のすり合わせが出来ていく。

彼は、順調にそのすり合わせが出来ている。その人生で私を頼ってくれる事も嬉しい。彼の助けになれることも、楽しい人生の一部として支える事が出来る事実が嬉しい。

もっと頼られるようになりたい。

私も、王道の幸せを掴もうと返り咲く事を考える手段を想像するのは止めて、好きな事をしよう。