類は友を呼ぶ、それ以上の効果は期待できるのだろうか。背伸びして付き合いたい友達とは付き合えないジレンマ。

先日お食事をしたおともだちから、連絡が来た。

会社の人達と小規模飲み会をするのだが良ければ。というものだった。

私は、おともだちと別れた後「今日はありがとう」等の類は何故か送らなかった。恐らく自分の中で彼女は「おともだち」として良いけれど、未来を馳せる様なドキドキ感は感じなかったから。決してバツと言う訳では無くて。飲み友達や食事友達でいいのかな、と思っていた。

連絡が来た時、正直言って「彼女を釣れた」と思ったし「わちゃー…紹介的な飲み来たか」と思った。

つまるところ、彼女も私に合格サインを出した。どのレベルの合格サインかは解らないけれど、彼女から見て「まあ誘えるかな」「害はないかな」と思ったのだろう。私と彼女は団栗の背比べ。付加価値がある訳ではないと思う。その場完結の個人と個人で終わる関係だと思う。

実の所、Tからの誘いを待っていた。もうハイスペックのあの男の子とは会えないのだろうな、別日程でも誘えない・誘わないのだろうな、と思っていたけれど、Tの会社の同僚・同期・先輩との飲みを期待していた。申し分ないから。

自分が「２軍」と思っていた彼女から、「本命候補」の彼女に期待していた付加価値を提供された。つまり、私は、「２軍」なのだ。

類は友を呼ぶというけれど、私はまさにそれなのかもしれない。お食事をした後の丁寧な連絡もしてないのに。

彼女の勤務先も知らない。名刺を頂いていない。つまり、自分のタグでは無いのだ。そういう事をする子でもないけれど。私がプライドが高い事を知っているのだろうか。私がどんな人間に映ったのだろうか。キチンと基本水準を把握したうえで誘っているのだろうか。要するに、ハイスペ的な子が来るなら行くぜー！！！って事です。ハイ。でも、そういう類に誘ってくれるだけ「解ってくれてるなー」感はある。今までの類の子は、そういうのすら接点が無かったからなあ。流石、ツーカーなだけある。