どーしよーもないけど何とかなる

日々の恋愛、身体の事、コミュニケーション障害の事、美容の事などなど。その時の気分で書きなぐります!

所謂エリートが代理店(下請け企業)に

驚いた。正直言って、複雑な気持ちだった。

某省庁から民間企業に転向したケースはよく聞くし、私の周りにも、数名知った人が居た。けれども、まさかこんなケースとは…と思った。

その民間企業とは若き優秀な同志が集まるベンチャーでも、外資系コンサルでも、或は独立(起業)や物書きでも無い。

代理店だ。それも、私が居た業界だ。仮にAとするが、Aが転職した時は、とても複雑な気持ちだった。

私は、期待に胸を馳せて正に情熱や過去に対する反動で、理論武装と言うか言葉で圧して入社した。がしかし。期待とは裏腹で、カラクリが解り、周りの人間も民度が低く、紹介してくれた人も予め解っていてにもかかわらず自分のマウントポーズの為に私を推した。言えよ。そう思った。

正直言って、やられたって思った。

そして、私は思った。日本の風土は所謂…。似て非なるアッチ業界だったのだ。

皆、異口同音に私に対して「もしかして、アッチかもしれないしさ…」と言った。因みにその「皆」も、大抵私が興味関心を抱いたキッカケが共通点で、入社した業界に入った。がしかし、「こんな事だとは思わなかった…。何のために…。何をやってるんだろう…。」という声があちこちから聞こえてきた。同業他社からだった。

そして、かの友人A。

Aも同じキッカケだった。いかにもAらしい理由だった。そして私と同じ思考だった。Aのバックグランドからして、もしかしたらAのしたい事も可能かもしれない。

がしかし、その業界は、私や皆が思っていた様に「まさかこんなはずでは」と言った幻滅しか抱かない業界だ。

何故。どうして。Aも勘違いしてしまったのだろうか。勿体無い。でもAが辿る路を考えると、私の選んだ選択は必然だったのだ。とは言え結末は…。この堂々巡りだった。

そして、プロフィールが更新され、私は合点がいった。

成程、そういう事か…。それならば、アッチ業界でも良かったはずだ。けれども、アッチ業界は中々中途は開いていない。クローズで行われているのかもしれないけれども。とは言え、だからか…それなら筋が通る。そう思った。Aの取った選択は、まんざら間違いでも勘違いでも無いかもしれない。

そう思えてきた。

がしかし、第二次代理店である事には変わらない。例え業界で指折りだとしても、アッチ業界から流れてくる下流の上流企業(?)だ。

私は、以前ほど複雑な気持ちは抱いてはいないけれども、Aの歩む道を陰ながら見届けたい(「見守りたい」まで気持ちは発展していない)と思う。

もし、私がスペクトラムでは無かったら。これは考えても不毛な事だ。私は私と向き合わなければならないし、それが私の生き方なのかもしれないから。だから今、こうしている。私に期待してはいけない。冒険だ。もし、それでもダメだったら?そうしたら、その時考えよう。

とにかくAの動向を見届けつつ、自分も「自分」を歩んでいく。