どーしよーもないけど何とかなる

日々の恋愛、身体の事、コミュニケーション障害の事、美容の事などなど。その時の気分で書きなぐります!

メンヘラに懐かれた日

昨日、某大学の発達障害者による勉強会に参加した。前回とほぼ同じメンバーだった。新しく見る顔も居た。小柄な女の子でやっぱり大人しい子。それでいて、気遣いが良いし、「彼女なりに積極性を身に付けたんだな」というおぼつかないサービス精神が、私には心が洗われる気分だった。

 

彼女は院卒。専攻とは全く関係のない職種について、就活は推して知るべし、という感じだったんだろうな、と。

 

意見交換の時に、まずはじめに挙手をしたのが、その彼女だった。理路整然とした話し方はやはり、知性の高さを伺えたし、恐らくスペクトラムの方なのだろうと感じた。

 

彼女の悩みは私とほぼ同じ。私はそれに対して皆の前では話せなかったので、立食の際に彼女に直接話した。内容が琴線に触れたようで、その後も積極的に私に話しかけてきた。お開きの際、私の袖を引っ張った。何だろうと見たら、彼女が連絡先を教えて欲しいと。

 

その日、長文が来た。これは。。。中々の内容だった。私の若い頃そっくり。けれど、彼女の一連のやり取りを見て、自分が何故、例の彼女に塩対応をされたり、セカンドの友人にさえセカンド返しをされたり、色々と解ってきた。

 

他人のふり見て我が身を直せ、じゃあないけれど、なるほど、あの時彼らが示した態度・言動は、こういう気持ちからくるものだったのか…と合点がいくものばかりだった。

 

私は今まで保護されるべき「面倒くさい子ども」としてみられていた。ピュアという言葉や素直、良い子など、素敵な言葉で誤魔化されていたけれど、要するに「介護しないといけない幼児」のような存在。加えて愚痴や相談、手の掛かる仕事を増やしちゃうような私の世話ををするなんて、まさに「面倒くさい」よねえ。

 

このコと一緒に居たいなー。と思う事は

 

・魅力を感じるか

・外見的魅力

・笑顔

・清潔感

・知識

・有益な情報を持つ人材

・メリットを感じるか

・楽しい+癒される+面白い

 

一緒に仕事をするのはNGだけど、友達としては別にOK、みたいなセーフラインを私は一つもクリアしていない。

 

発達障害だから、足を引っ張る様な人と仕事は出来ない。けど、友達の範囲なら許せるし大丈夫、と言った感じ。それが出来ていない。まず、発達障害以前に人として。

 

どういう人間と友達になりたいか。

 

「LOSAはピュアだから」

「LOSAの笑顔が見れて良かった―!お綺麗になって…。」

「LOSA、遊びにおいでね。あの…病む前に。悩みとか色々抱える前になら。」

「LOSAって、変わってるよね。変だよ。どの辺が?解らないけど。全体的に。」

 

今まで解らなかった事、腑に落ちない塩対応、よく解った。メンヘラにキチンと別れるために、傷を与える前に距離を置かれていたんだ。

 

そして、彼女から連絡が来た時、私はそのレスで完結する様な返信をしていた。やり取りを続けたくない。続けると面倒だ。でも、助けになるのなら、助けます。みたいな。

 

「LOSAも苦労したんだね。」上目線のレスに苦笑いしたけれど、イラっとはしなかった。おとなげないもんね。

 

彼女の打つ文章も、とても丁寧で、今まで私にこの低姿勢を批判してきた人たちの気持ちがようやく分かってきた。

 

人付き合いを沢山する事で、どの様な文章を書くのかとか、どんな表情になるべきとか、どうリアクションをすべきとか、色々解ってくる。これは年の功なのかもしれない。とは言え、まだまだだけど…。

 

あの会社でアルバイトしてよかった。少し下品になったかもしれないけれど、元気になったもの。

 

あの研究科を出て良かった。嫌というほど、エスタブリッシュな人間がどんな嫌がらせをするのか知ったから。

 

さて。私もメンヘラに懐かれる側になった所で、どう皆に振る舞えばよかったのか、やっとわかってきたかな。

 

外に出るって、良い事だよね。フィールドワーク、どんどんしていこう。経験値になるもの。言葉遣い、話ことばづかい、どんどん盗んでいこう。