同じ顔なのに、全然違う。ボブスタイルの威力。

ああ、老けたんだ。私は、そう思ってた。似合わねー…ボブ卒業かな。

元々金髪ギャル系横分けロングだったけれど。初めて明るめブラウン系ボブスタイルにして貰った時、「子どもっぽいなあ」と思ったけれど、思った以上に皆からは好評で。

友達からも「いっちゃん似合うで！？その髪型にあうなあ…髪の色は、明る過ぎるけんどな？」みたいな事を毒舌な女友達に言われて、母親からも似合うって言われて、ああ、ボブが似合うんだ、ともうこれで定着しようと思った。

で、美容院を変えても、ずっとボブスタイルにして貰ってきた。けれど、色んな美容院に行きはじめて、段々と違和感を抱き始めてきた。

…最初にボブにして貰った時と比べて、明らかにコレじゃない感たっぷり。

初めてボブにして貰った美容院に行けば良いんだろうけれど、アシスタントがウザくて遠のいて、「ボブ」に注文すれば、どこの美容院でも大丈夫だと思ってたんだけど…。

似合わない。ホントに似合わない。マズイ。何これ。ヘルメットじゃん！みたいな。

だから、何で似合わなくなったんだろう…と思って色々考えたんだけれども、顔だ、恐らく顔のせいだと思った。もう、似合わなくなったんだ、老けたから！

じゃあ、今は何なら似合うの？という事でググった。丸顔の為の顔周りのカット、シルエット注意書きなどが書かれた記事を見た。

せめて、顔周りだけでも…と思った。

美容院で、そのサイトを見せながら顔周りの事をオーダーした。

元の、あのボブに戻った。そうだよこれだよ！！！！みたいな。

ボブには、色んなボブがあって。重ためボブ、ワンレンボブ、バルーンボブ、ロブ、シースルーバング、横分けナナメバング、おろすだけ、などなど、組み合わせによって、全く違う訳で。

要するに、理屈と自分の顔と何が似合うのか前髪は何をすればいいのかを把握できれば、後は楽勝。その為に、色々な試行錯誤を経て、地雷を踏みながら、すり合わせをしていく。そうして、自分のヘアスタイルにたどり着けるんだ。

最初のボブは、全部美容師さんの腕とデザイン性におんぶにだっこだった。

でも今後はメニューをオーダーする際は、自分で自分の顔に関するデザインを把握していないといけないから。だから、似合わない髪型を歩んでしまった道のりは、無駄じゃなかったかな、と思った。

あー、良かった。。。。あのサイトは、永久保存版だわ。あと、美容師さんの相性ね。

今まで、美容師さん探しに躍起だったし、美容院ジプシーで居る事で、美への追及をしている感じが、かえって小奇麗を維持出来る様で、良かったのかと思っていた。

でも、自分の事をキチンと把握できていないと、美容師さんに最低限のオーダーが出来ないよね。後は、美容師さんの美的センスだけ。頼るのは、そこだけかな。

あと、カラーも大切かな。キャリアと経歴をキチンと調べられたら、後はそれなりに安心かも。実は、優秀な美容師は場所問わずどこでも埋没している事も解ったし。意外と、そういう所でリーズナブルに出来る事も解った。

ボブ…ホントちょっとの差で違うんだなあ…。