どーしよーもないけど何とかなる

日々の恋愛、身体の事、コミュニケーション障害の事、美容の事などなど。その時の気分で書きなぐります!

発達障害だけど健常者向けのキャリアカウンセリングに行ってきた

私は、スペクトラムで「そういう可能性もある…かな」と医師に度々言葉を濁されてきた。ウェイス3もしたけれど、「他の人と比べると、そこまで重くは無いし、こうやって話も出来る」と言われてきた。

でも。成育過程や学生時代、友達の有無などから職歴など、思い当たる節ばかりで。

結論から言うと、健常者向けのキャリアカウンセラーには「見抜かれた」。それを伏せて職歴を伝えただけだったのに。

そして今日、3度目。さらけ出すつもりで、箇条書きにした自分の「好きな事・苦手な事」を子ども時代から現代にいたるまでを書き記し、それを提出した。それを元に私が補足する形で色々話してみたところ。

徐々にキャリアカウンセラーの顔色が険しく、重々しい雰囲気になったのが、こちらまで伝わってきた。それが確信に変わったのは、「すみません、話が軸から逸れてしまって」と苦笑いしながら伝えて、相手が「いえいえ。」と言いながら一呼吸置いて、口を開いた時だ。

「一度に全てお話するのも良く無い事なので、今日はこのあたりで切り上げたいと…」と言った時点で、「やっぱりな」と感じた。

そして、「大変、申し上げにくい事なのですが、やはり発達障害の障害枠で採用を考えてみた方が、環境としては良いのかな、と思う所ではありますが。」と言われた。

ズキン。久々に。本当に数年ぶりに、お腹が痛くなった。胃か?腸か?ずっしりと、足が重くて椅子から立てない。底なし沼に落ちたみたいだった。

でも、発達障害スペクトラム、それは解ってた。

会社にも、そういう人が居る。普通に健常者の社員と、新卒として入社して、自分の出来る能力を活かしてその部署に働いている。

だから、私もそういう人みたいに、スペクトラムという事実を活かして、健常者の人達の中で働きたかった。「普通」で在りたかった。

でも、成功体験が無くて、自信が無い。だからこそ、キャリアカウンセラーは、障がい者枠で…と言ったのかもしれない。

「まずはアルバイトで、自分が出来る事から始めて自信を付けて、そうすれば社員のお声かけが来るかもしれないから…」と言った。

いきなり正社員では無くて。そうすると、学歴に惹かれてしまうから、結果的に同じことの繰り返しになりかねないから、という事らしい。

私は、自分の出来る事を「この場」で知る見立てが欲しかった。そして、正社員でエントリーしたかったのだけれども。

それすらも、キャリアカウンセラーから見たら「見通しが立たない」という事なのだろうか。

次のキャリアカウンセリングは、大分空いて、2週間後、つまり、来月下旬。もう、対応したくないのかもしれない。見限られてしまっているのかもしれない。今までは、毎週だったのに。

「並行して考えてみたら良いと思います。障害者枠はそれはまずそれとして、こちらでは障害者としてでは無くて健常者としてどの様な仕事が向いているのかを考えていきたいと思います。」

「まずは、アルバイトとして自身を付けて…。お友達を作って…。体力づくりを頑張って続けて…。」

キャリアカウンセラーが言った言葉が、私には最低限の詫びや労い、お引き取り願うフェードアウトの促しに聞こえた。

参ったな…本当に、参った。

発達障害者を支援する機関に尋ねてみた事があったけれど、

「今までの様に、転職活動のアドバイスで『精神論』『綺麗事』など、現実味感じないアドバイスをされたなら、思い切って障害者枠で考えてみるのも手かもしれません。」

「期限を決めて動いた方が良いと思います。『〇か月頑張ってやってみたけれど、見通しが立たなければ、諦めて障害者枠で頑張る』というスタンスで。」

この場合、どうなんだろう。キャリアカウンセラーは「並行して」とは言っていたけれど、発達障害者の就労支援は、障がい者枠として入社するのだと思う。クローズかオープンかにもよるとは思うけれど。

出来れば、「普通」が良い。理屈を言うと、発達障害者就労支援で、自分の得手不得手を知り、見立てを知り、健常者として正社員で…と言う事を考えていた。それが一番、合理的かつ効果的な手段だと思ったから。でも欠点は、時間がかかる。約1年だったと思う。

私は、そこが懸念点だった。そして、発達障害者の支援センターの人も「そこまで推すほどでもないかな、と思ったから、この様な提案をさせて頂いた」と言っていた。だから、ちょっと喜々としてしまった点も大いにあった分、今日、健常者向けのキャリアカウンセラーの発言は、とてもダメージが大きかった。

結果としては、スタート地点と言うか、本来の主旨に戻ったのだけれども。

来月下旬に、ようやく、得手不得手の得手を踏まえてキャリアカウンセリングを始められる事を、祈るばかりだ。

そう。祈るという事は、嫌な予感がする、という事。

自分で、暴走する時が、また来てしまいそうだ。進路の事になると、自分を見失い、焦りが反動となり、OBOG訪問ではないが色々な所へ尋ねて行ってしまう暴走だ。

何とかしなきゃ…。来月まで自分で出来る暴走を上手くコントロールしながらコマを進めていかないと…。