リハビリ
先生にメールを出した。と言うか、書くことが無くて体裁を取り繕ったメールだから、何を書いたら良いか迷いながら書いた。
相手はよそ様大学の先生だから、結構気を使ったし、何よりも言葉がスラスラ出てこない。
そう。本当に頭を使って無かったんだな、と改めて感じた。疲弊したし、気が付いたら眠りこけていた。何度も何度も読み返して。一旦休んで、もう一度改めて新しい一文を書いてみたり、削ったり。こだわって消せなかった語彙やカッコイイ一文を消して、代わりに違う文章を一文書いてみたり。
とにかく、疲れた。
出し終えた時には、何となく視界がクリアになった気がした。自分の眼付も何となく変わった気がする。鏡で見なくても自分の瞳に力が入っているのが解るし、全身が軽い。
単に疲れてハイになっただけかもしれないけれど。
文章を書くことで、リハビリになっていると思っていた。けれども一方通行の文章では無くて、相手にもよるけれどその人と「やり取り」が発生する文章。
これは非常に…ボケていられないなと。
取り敢えず、やらなければならない事の一つが終わったし、少し気が楽になった。
でも、たまにやるからいいのかもしれない。毎日こうした事をしていたら、多分スペクトラムが強く出てしまって適応障害が起きそうな気がする。本当に、適度に関わるのが良いのかもしれない。