どーしよーもないけど何とかなる

日々の恋愛、身体の事、コミュニケーション障害の事、美容の事などなど。その時の気分で書きなぐります!

塩対応をして、昔女友達に塩対応をされた事を思い出した話。

 
 
例の子から、相変わらず不愉快メールが来ている。綺麗処の子ではない。

「体調不良の為に暫くメールが出来ません、快復したら読ませてくださいね。」

と伝えたにもかかわらず、自分の話。自分の話。自分の話…不愉快メールと言うよりも俺日記的なメールを例の子から見せられている。その後、お詫びの一言メールが着たあたり、まだ冷静さもギリギリ持ち合わせているのだろうけれど。
 兎に角、絡みたがっている。社交辞令が通じない所が、独特な症状持ちだな…と思った。
 
そう思った時。同期の女子を思い出した。彼女は「可哀想な人」が大好きな美人で富裕層な老舗経営者(4代目)だった。ここではマドンナと言う。周囲の男性はマドンナに夢中で、彼女もまんざらでもない様な感じだった。でも、「可哀想な人が好き」なタイプ。可哀想な人を囲み、自分を飾り立てる様な人だった。また、仕事上、自己ブランディングも必要なのだろう。自然に「良い人」が仕事の様な人だった。
 
当然、私も保護されて、マドンナは常に私と一緒に居てくれた。あれから6年。マドンナが出産した。
 
「是非遊びに来てね」という言葉を受け取ってから、日程調整は全部私に丸投げだった。
その時点で、塩対応だという事は理解すべきだった。私は自惚れていた。友人としてカウントされていると思っていた。
馬鹿正直に純粋に「なんか彼女、やる気ないな」と、ただただ不安に思った。本当に、馬鹿な私。空気読めない私は、例の子と一緒だ。
 
予感は的中。ドタキャン。理由は子どもが体調不良だから。
心配だから快復したら、教えてね。その後、音信不通。一日かけて選んだ誕生日プレゼントがクローゼットに封印されている。
切ない。「塩対応されている私」という事を、認めたくなかった。せめて、プレゼントだけでも渡そう。
 
ようやく会えたのは、その数か月後。その間、何度も塩対応(無視・今度メールするね!・無視)をされた。悲しい気持ちから苛立ち、やけっぱちになった。
祝福したいという気持ちから、「折角買ったプレゼントを無駄にしたくない」という気持ちになった。
あれから、何度か会えたけれど、結局どこか、他人行儀。
約束も嘘をつかれたりした。「〇〇をあげるね!だから住所教えて」と言われて、本気にしてしまった。約束も反故、やり取りも投げやり。この、メール投げやりな対応が、今の私と、そっくりだ。
 
例の子に対するメールを受け取った時の。
 
私は、例の子とは事情があって「そういう事なら」という事でやり取りをしていた。つまり、損得勘定だ。でも、趣旨から外れたメールが来て、うんざりしていた。
マドンナから塩対応された私は、マドンナから損得勘定で、あまり「良し」とされていない事が、改めて明確になった。
 
メールのやり取りで、何故私は、自分の価値を理解できなかったんだろう。
ただただ「リスケや心配事に対する返信もせず…なのにFBではじゃんじゃん元気な画像をアップしてる。不謹慎だし私に対して失礼だな」としか思えなかった。
 
「あなたのピュアがうらやましい」マドンナが言った。
 
私が社会人になってセクハラにあったりネチネチした嫌な思いをした事とか話した。すると、マドンナも、色々と嫌な思いをしたらしい。私が話す内容に「あなたはピュアだから」といった。
 
皮肉に聞こえた。
 
今話をしている内容とは別に、今までのメールのやり取りを思い出した。
 
「はっきり嫌と言わないと伝わらないのだな」と思ったのかもしれない。「ピュア」と言う言葉で、全てが繋がった気がした。
 
例の子もピュアだ。私は…最低だ。せめて、私は、ピュアな子を傷つけないように、丁重にきちんと「制止」を言わないと。
「送ってしまった」事に反省している様だし、またメールが来たら、対応しよう。
 
メール無視は、マドンナに限らず社会人として私も何度かあったし、今回は見送って、この次に対応しよう。